MENU

衣裳着人形・着付師

経済産業大臣指定 伝統的工芸品 江戸節句人形
伝統工芸士
二世 光匠

お人形を生き生きとした姿にする、
腕折(かいなお)り。
だからビシッと、魂を込めます。

私どもの人形の姿のよさを決める秘密は、腕(かいな)の芯に通っている針金です。太さ2.7mm。これだけの針金を使っているのは他ではありません。そのおかげで、絹を重ねたお衣裳の厚みに負けず、何年も型くずれしないのです。
お衣裳を着せたあと、腕のかたちを決め、お人形全体のお姿を整える作業が腕折(かいなお)りです。やり直しはききません。だから、2.7mmの太さの針金ごと、魂を込めて一発でビシッと曲げる、ここがいちばんのポイント。腕折り十年と言われる所以です。

お衣裳を着せたあと、腕のかたちを決め、お人形全体のお姿を整える作業が腕折(かいなお)りです。やり直しはききません。だから、2.7mmの太さの針金ごと、魂を込めて一発でビシッと曲げる、ここがいちばんのポイント。腕折り十年と言われる所以です。

いつまでも長く飾ってほしい、それが私どもの願いです。
例えばですが、ご自分の着物や帯をひな人形のお衣裳に仕立て直すと、より一層の思い出になり、お客さまがお喜びになるのでは。作り手としては今後そういうことがあってもいいなと思います。

取材を終えて
ゆったりと品格のある雛人形の姿のよさは、まさに二世光匠氏の温かいお人柄から生まれるもの。自ら工夫された人形づくりのお道具からも、着付師としての真摯な姿勢が伝わってきた。(取材・文:丸山 裕子)

PROFILE

二世 光匠(本名・国井昭)

衣裳着人形・着付師
経済産業大臣指定 伝統的工芸品 江戸節句人形 伝統工芸士

装束の伝統に新しい作風を生かし、二世光匠として逸品を手掛ける現代の名匠。
とくに姫の裾の重ねは等間隔に広がり美しい色のハーモニーを醸し出す。
また、斬新な色彩感覚を持ち合わせ、デザイナーブランドを初めとして、常に現代に合った作風が特徴である。

  • 昭和58年文部大臣賞受賞をはじめとし、平成4年には東京商工会会頭賞を受賞。
  • 平成22年経済産業大臣指定伝統的工芸品江戸節句人形の伝統工芸士に認定される。