
衣裳着人形・着付師
経済産業大臣指定 伝統的工芸品 江戸節句人形
伝統工芸士
二世 光匠

お人形を生き生きとした姿にする、
腕折(かいなお)り。
だからビシッと、魂を込めます。

私どもの人形の姿のよさを決める秘密は、腕(かいな)の芯に通っている針金です。太さ2.7mm。これだけの針金を使っているのは他ではありません。そのおかげで、絹を重ねたお衣裳の厚みに負けず、何年も型くずれしないのです。
お衣裳を着せたあと、腕のかたちを決め、お人形全体のお姿を整える作業が腕折(かいなお)りです。やり直しはききません。だから、2.7mmの太さの針金ごと、魂を込めて一発でビシッと曲げる、ここがいちばんのポイント。腕折り十年と言われる所以です。

お衣裳を着せたあと、腕のかたちを決め、お人形全体のお姿を整える作業が腕折(かいなお)りです。やり直しはききません。だから、2.7mmの太さの針金ごと、魂を込めて一発でビシッと曲げる、ここがいちばんのポイント。腕折り十年と言われる所以です。