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五月人形の
匠たち

五月人形は、大きく鎧、兜、
子供大将に分けられます。
鎧は、様式によって源平時代の大鎧、
南北朝から室町時代の
胴丸・腹巻、
戦国時代の当世具足などがあります。
兜は、鎧の形式につれて、
源平時代の豪華な大鍬形や
優雅な長鍬形の兜から、
戦国時代の実践型の南蛮兜まで
様々な型があります。
子供大将は、男らしさを強調した
英雄・豪傑をテーマにしていて、
頭及び着ている大鎧に特徴があります。

甲冑の技法は、昔は京都は面頬、
兜鉢、臑当の三具は矧ぎ合わせ、
かしめることとしころ及び
小札板は本金箔押が特徴でした。
関東は小札板に主に金属を型抜か和紙か
革の小札板を1枚ずつ張り合わせる技法が
特徴でしたが、
現在では、京都、関東の技術交流があり、
型等は似かよったものが多くなっています。

関東の名匠 江戸甲冑

加藤峻厳 写真

経済産業大臣指定 伝統的工芸品
江戸節句人形

伝統工芸士

加藤峻厳(本名:加藤良)

高校卒業と同時に家業の甲冑造りに入り、父一冑より基礎から徹底的に学び、
また、甲冑師五反田豊正にも師事して「小札ごしらえ」を修行する。
機会ある度に日本全国に所蔵される鎧、兜を実地に調べ、研究精進を重ねて現在に至る。
叔父に故二代目秀山、兄に二代目一冑(本名 博)と
二男の加藤鞆美[ともみ](本名 鞆美[ともよし])をもつ。
第30回全国新作節句人形コンクールにて最優秀技能賞(金賞)を受賞。
平成20年、伝統的工芸品江戸節句人形の伝統工芸士に認定される。

加藤一冑 写真

東京都知事 指定 東京都

伝統工芸士

加藤一冑(本名:加藤博)

中学時代より、父、初代一冑を助け甲冑造りの基礎を身に付け、昭和44年初代亡き後独立、二代目一冑として今日に至る。
五月節句飾り鎧・兜の製造の傍ら、実物甲冑の修理、復元模造、縮尺模造などに携わり、神社、寺、美術館、資料館等の仕事を行う。
昭和62年、東京都知事認定の伝統工芸士になる。
東京都雛人形工業協同組合江戸甲冑協力会役員
日本風俗史学会会員人形界の代表的名匠です。

中村宗光 写真

経済産業大臣指定 伝統的工芸品
江戸節句人形

伝統工芸士

中村宗光(本名:鈴木順一朗)

東京生まれ。平成10年より「宗光」を名乗る。
内閣総理大臣賞、青年優秀技能賞を受賞。
若手甲冑師として期待される作家です。
平成20年、伝統的工芸品江戸節句人形の伝統工芸士に認定される。

鈴木利光 写真

経済産業大臣指定 伝統的工芸品
江戸節句人形

伝統工芸士

鈴木利光(本名:三瓶真一郎)

甲冑師初代利光より手解きを受け、
技法を継承しながらも研鑽を重ね、 平成19年より「二代目利光」を名乗る。
東京節句人形コンクールにて、内閣総理大臣賞を初めとして数々の受賞に輝く。
その作風は、重厚かつ本物志向の中に華麗さも揃えている。
平成21年、伝統的工芸品江戸節句人形の伝統工芸士に認定される。

大越忠保 写真

経済産業大臣指定 伝統的工芸品
江戸節句人形

伝統工芸士

大越忠保(本名:大越保広)

昭和44年、埼玉県越谷市にて大越家十九代目として生まれる。
平成5年、父二代目忠保に師事する。
内閣総理大臣賞を5回、経済産業大臣賞を2回受賞。
平成20年、経済産業大臣指定伝統的工芸品
江戸節句人形の伝統工芸士になる。

朝比奈徹山 写真

経済産業大臣指定 伝統的工芸品
江戸節句人形

伝統工芸士

朝比奈徹山(本名:朝比奈誠)

昭和41年より家業の鎧・兜造りに従事し、小型で高品質、調和のとれた色彩等、
独自の甲冑造りを目指している。
東京節句人形コンクールにおいて、昭和57年東京都知事賞、昭和62年文部大臣賞、
平成5年文部大臣賞、平成8年労働大臣賞と数多くの賞を受賞する。
平成17年、埼玉県認定の埼玉県伝統工芸士の資格を取得。
平成20年、伝統的工芸品江戸節句人形の伝統工芸士に認定される。

上原玉鳳 写真

甲胄師

上原玉鳳(本名:吉澤建一)

昭和21年1月1日東京に生まれる。
祖父の代より人形師の家に生まれ、昭和43年家業の人形店に入る。
平成6年、玉鳳を継承し、今日に至る。
先代玉鳳の特徴を受け継ぎ、鍬形・吹き返し・屏風に彫金細工を施した製品を多数出品し、
東京節句人形コンクールにて、内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、都知事賞等を受賞する。

京の名匠 京甲冑・洛冑会

平安武久 写真

経済産業大臣指定 伝統的工芸品 京人形

伝統工芸士

平安武久(本名:佐治徹也)

昭和43年9月京都二条城北に
二代目平安武久(佐治壽一[ひさかず])の長男として生まれる。
平成2年京都造形大学卒業後、父でもある二代目平安武久に師事。
往年の京甲冑製作技術を踏襲しつつ、伝統の技に新しい感性で京甲冑の新境地を拓く。
平成17年三代目平安武久襲名。
ひたむきに、ひたすらに〝京もの〟の伝統を守り継ぎ、伝える一子相伝の技と心。
健やかに育てと願う変わらぬ思いを、京甲冑師としての誇りと技に託して形づくる、
平安武久ならではの甲冑作りを心掛けています。

平安一水 写真

経済産業大臣指定 伝統的工芸品 京人形

伝統工芸士

平安一水(本名:今村達人)

昭和43年8月、三代目平安一水(今村勝男)の長男として生まれる。
平成4年同志社大学商学部卒業後、三代目平安一水に師事し、甲冑制作の技術習得に努める。
平成19年7月、技術継承者として錺甲冑師四代目平安一水になる。
祖父の代より引き継がれた伝統的技法を充分に生かしながらより幅広い作品の制作を手がける。
また、新しい技法の考案にも積極的に取り組むなど、常に作品の品質向上に努め、
より洗練された伝統美の表現を目指している。
平成22年、伝統的工芸品京人形の伝統工芸士に認定される。

平安一水 写真

厚生労働大臣指定 卓越した技能者

現代の名工

粟田口清信(本名:中嶋信行)

昭和11年京都市に生まれる。昭和30年、
先代粟田口清信(紺綬褒章2回、勲六等瑞宝章受章)に師事し、
平成元年、伝統的工芸品・京人形の伝統工芸士に認定される。
甲冑の基本型から裁断、組立、色調、小さな部分に至る
一連の手作りによる技術研鑽に努め、京甲冑の伝統を守る。
平成13年「京の名工」京都府伝統産業優秀技術者として表彰され、京甲冑を後世に伝えるべく、
日頃努め、子供達の健やかな成長を祈願しながら製作に努めている。
平成19年、京都市の公式行事「時代祭」において 室町時代の甲冑を手掛ける。
平成22年、厚生労働大臣より卓越した技能者(現代の名工)として表彰される。

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