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天保年間のころから
一歩ずつ歩み続けた歴史が 久月の自信を裏付けています。

愛に溢れた
  社会を作る

その「心」の大切さを訴えながら
「商い」をしてゆきたい

我社のホームページへのアクセス、有り難うございます。
弊社について一言申し上げます。

弊社は江戸時代、天保六年に創立され、百八十余年の歴史を有した日本を代表する人形の製造問屋です。扱い品目としては主に、「ひな人形」「五月人形」「羽子板・破魔弓」に代表される「節句人形」と、通年扱っている「日本人形」「フランス人形」「博多人形」「ヌイグルミ」等があります。叉、人形の普及を考え「人形学院」を開校していると共に「久盛実業」という子会社には、「ヌイグルミ」等の製作部門を設けて商品の開発、製造を行っています。

その中で「節句人形」は弊社の年商の八割を占めている為、そこに重点が置かれた営業政策が行われております。

節句人形類は、販売出来る短い期間に如何にスピーディーに、且つ集中的に販売するかが勝負の分かれ目となります。従って節句の二、三ヶ月前より急に繁忙になり、節句終了と同時に閑散期となります。どの業種にも繁忙期と閑散期はあると思いますが、節句業界程その格差の大きな業界は無いと思います。

私共の社員はこれまで、繁忙期のやるべき時に最大の努力をし大いに頑張るということを実践して来ました。その結果、業界トップという今日の基盤が出来たわけです。私は今も、「やるべき時に充分力を出しきり、閑散期には、レジャーを楽しみ休養をとる。」それが基本だと思っています。人事募集について私は、やるべき時に充分力を出しきれる「やる気のある社員」を求めております。

その様な人達が集まり、力をあわせ、日本人形という伝統商品を、如何に広く、深く浸透させてゆくかが弊社の責務と思っております。特に節句人形は、親、そして祖父母が、その人の子、その孫に「健やかに」「心のやさしい人に育て」と願いをかけ贈るもので、愛情表現の一つです。節句人形を毎年飾ることで、その赤ちゃんが大きくなった時、どれ程自分を思っていてくれたかが分かると思います。それと同時に、節句を祝うことで、家族の団欒の機会を作ることが出来、暖かい家庭を作る手助けをしているとも考えられるわけです。

よって弊社は、「愛に溢れた社会を作る」ことを基本としております。人形学院も「人形を愛でる心」「やさしい心」をもって人形を作ってもらうべく開校したわけです。今後も「人を愛する」「物を愛する」その「心」の大切さを訴えながら「商い」をしてゆきたいと思っています。

代表取締役社長 横山久俊